アフリカではエボラ出血熱が猛威を振るっており、国際問題に発展しています。感染の拡大の理由として、衛生環境や医療環境の発展途上が指摘されて居ます。また、医療従事者に対する信頼の欠如があるとも言われています。いずれにしても、一刻も早い事態の収束を願って止みません。

 一方で日本では異常気象が続き、土砂災害で多くの方々が犠牲になったり、農作物の高騰などが連日報道されています。そんな中、本日気になるニュースが入ってきました。日本国内でデング熱患者が発生したようです。

【厚生労働省からの発表】
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000055605.html

 デング熱とは、アジア、中東、アフリカ、中南米、オセアニアで流行している、蚊が媒介する感染症で、最近では東南アジアや中南米で患者の増加が顕著となっています。
日本から流行地域への渡航者が、デング熱に感染するケースは最近になり増加傾向にあり、年間200名以上に登るそうです。しかし今回のケースは、海外渡航歴がないにもかかわらず、デング熱への罹患が確認されました。感染経路は詳しく判っていませんが、輸入症例の患者から、蚊を介して感染することが考えられています。
 その他、蚊が媒介する感染症で日本国内での発症が確認されているのは日本脳炎です。日本脳炎に関しては、予防接種が広く行われ感染予防の対策が講じられていますが、デング熱には、有効なワクチンがありません。今のところ、流行の兆しはありませんが、安易に蚊に刺されるのは可能な限り控えた方が良さそうです。